ハリケーン フットペグ(HF5113B)に交換 / ホンダ レブル250

ホンダレブル250_フットベグ交換

バイク用ブーツをレッドウィングのアイアンレンジャーに変えたところ、左足ステップのゴムとソールのグリップが良すぎて、ギアチェンジがしにくくなった。

ソールがステップをすべらずに引っかかるため、チェンジペダルの下につま先を入れづらくなったのだ。

そこで、ステップをゴムではなく、メタル素材に替えることとした。

意外と少ないホンダレブルのフットペグ

ホンダ レブル250用のステップを探したところ、意外にラインナップが少ないことに驚いた。

ホンダ レブル用として売られているメタル素材でバータイプのステップは「ハリケーン フットペグ ローレット」ぐらいしかない。

他にはボードタイプのものはあるが、自分の求めるものとは違った。

個人的には細めのバーが良かったが、選択肢がないので「ハリケーン フットペグ ローレット」を購入した。

ハリケーン フットペグ ローレットを購入

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購入したのは「ハリケーン フットペグ ローレット (HF5113B)」

ハリケーン / HURRICANE のフットペグは、アルミ合金を削り出したものにブラックアルマイト処理を施している。
メタルの質感が高く、高級感がある。
重量は中抜されているため、見た目以上に軽い。

カラーは艶のあるブラック。
ホンダ レブル250 S Edition に合わせるなら、艶消しブラックが良かったところ。

サイズは外形がφ45mmで、ステップの長さは65mm。
かなり太め目の作り。
TWやグラストラッカー用のファットスタイルバーをイメージに作られている。

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表面には綾目のローレットが刻まれ、滑り止めとなっている。
しかし、ゴムよりはグリップ力は落ちそうなので、自分の目的とは合致している。

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バイクの取り付けはピンで固定するだけのシンプルな構造。
純正のようにバネで固定する仕様にしてほしかった。

交換の前にマットブラックに塗装

ハリケーン フットペグのカラーは、光沢のあるブラック。
この光沢がホンダ レブル250 Sエディションのマットブラックと合わない。

フットペグは足で絶えず踏みつけ、擦れ続けるパーツなので、塗装しても色がはがれる可能性は高い。
しかし、できることなら全体をマットブラックに揃えたいので、塗装することにした。

塗装方法はタンデムステップと同様に「アサヒペン 油性高耐久鉄部用 ツヤ消し黒」で塗った。

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仕上がりは、HONDA Rebel 250 S Edition のフレームと同じ、マットなブラック。

重厚感を増した漆黒が格好良すぎる。

ステップの交換方法

ホンダ レブル250のステップ交換は簡単。
割りピンの付け外しに若干手こずるが、10分もあればできてしまう。

① 割りピンを取り外す

フットペグ交換

ピン

ステップの裏側の割りピンをマイナスドライバーで立て、プライヤーで割りピンを直線に伸ばす。
割りピンの頭をプライヤーでつまんで引き抜く。

② ステップのピンを引き抜く

フットペグ交換

ステップを揺らしながらピンにかかるテンションを弱め、ピンの頭をつまんで引き抜く。

③ ステップを取り外す

ステップを外す。

④ ステップを取り付ける

フットペグ交換

ステップの根本の斜めになった面を上にしてはめ、ピンを通す。
純正のワッシャーを流用してピンにはめ、割りピンを通す。
割りピンにマイナスドライバーを差し込んで足を開き、プライヤーで足をピンの周りに広げてカシメる。

これで完成。

割りピンは古いものを使い回さず、新しいものを使うこと。
割りピンを曲げ伸ばしすると金属疲労で折れやすくなり危険だ。

ステップのサイズ比較

ステップとチェンジペダル、ブレーキペダルの距離がどう変わるか気になったので、取り付けサイズを計ってみた。

全体比較

ホンダレブル250_フットペグ_サイズ比較

ホンダレブル250_フットペグ_サイズ比較

長さは純正が8.5cmで、ハリケーン フットペグが6.5cm。
ハリケーンの方が純正よりも2cm短い。
太さはほぼ同じだが、ハリケーンフットペグは円柱形のため高さが若干出る。

左足ステップ

左足ステップとチェンジペダルの間隔

ホンダレブル250_フットペグ_サイズ比較_左純正

ホンダレブル250_フットペグ_サイズ比較_左ハリケーン

純正:11cm
ハリケーン:12.5cm

ハリケーンの方が1.5cmほど広くなる。

ブーツとチェンジペダルの位置

フットペッグとチェンジペダルの間隔_ブーツ_左純正

フットペッグとチェンジペダルの間隔_ブーツ_左ハリケーン

レッドウィング アイアンレンジャー(27cm)とチェンジペダルの位置。
かかとの手前、土踏まずでステップを踏んだ場合。

純正フットペグはキャップドトゥのステッチ部分にチェンジペダルがくる。
ハリケーンのフットペグはステッチより前のつま先部分にチェンジペダルが当たる。

個人的にちょっと遠くなって、ペダルが上げづらく感じる。
足を少し前に出し、かかとでフットペグを踏んで上げる必要がある。

右足ステップ

右足ステップとブレーキペダルの間隔

ホンダレブル250_フットペグ_サイズ比較_右純正

ホンダレブル250_フットペグ_サイズ比較_右ハリケーン

純正:10cm
ハリケーン:11.5cm

ハリケーンの方が1.5cmほど広くなる。

ブーツとブレーキペダルの位置

フットペッグとブレーキペダルの間隔_ブーツ_右純正フットペッグとブレーキペダルの間隔_ブーツ_右ハリケーン

レッドウィング アイアンレンジャー(27cm)とブレーキペダルの位置。
かかとの手前、土踏まずでステップを踏んだ場合。

ハリケーンのフットペグの方が、ブレーキペダルはつま先側に遠くなる。
ブレーキに関しては操作感は変わらない。

ハリケーン フットペグの使い心地

ホンダレブル250_ハリケーン_フットペグ ホンダレブル250_ハリケーン_フットペグ ホンダレブル250_ハリケーン_フットペグ

ホンダ レブル250 のフットペグを「ハリケーン フットペグ」に交換した感想。

まず、一番改善したかった左足ステップの引っ掛かり。
つま先をすっと外側へ滑らせ、チェンジペダルの下に入れる。
これがとてもスムーズになって、ギアチェンジのストレスが解消された。

グリップ力は、純正ゴムよりも弱くなっているが、適度なグリップは残っていて、つるつるすべる感じではない。
この辺も安心。

ただ、チェンジペダルの位置が遠くなったのが気になる。
慣れが解決してくれるか、様子を見たい。

見た目は文句なしの格好良さ。
ゴムの野暮ったさがなくなり、メタル感が増した。
マットブラックに塗装したのも正解だった。

4.0
HONDA Rebel 250 S
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