【スマホの熱対策】水冷&日よけでバイクのスマホを夏の暑さから守る!

【スマホの熱対策】水冷&日よけでバイクのスマホを夏の暑さから守る!
夏の炎天下をバイクで走っているときに困ること。
スマホの熱暴走!

カーナビを表示させているスマホの画面が暗くなったり、スマホの動き自体が止まったりします。

そこで、バイクのスマホを夏の直射日光から守り、水冷シートで冷やす「スマホ冷却装置」の紹介です。

100円ショップの商品2つで作れる優れモノ。
暑さによる不具合がなくなるので、ぜひアレンジして作ってみてください。

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改良版

前モデル

スマホが熱くなるとどうなる!?

温度上昇による機能制限
炎天下をバイクで走っていると、
スマホの画面がだんだん暗くなったり、
地図の表示が止まったり、
スマホナビの挙動がおかしくなることないですか?

それ、高温によるスマホの機能制限です。
スマホは本体の温度が熱くなると故障を防ぐために、スマホの機能に制限がかかります。

温度上昇による機能制限はこんな感じです。

  • 画面が暗くなる。強制的に消える
  • 処理速度の低下
  • 充電が遅くなり、停止する

スマホの発熱の原因

充電しながらアプリを使うことで、より一層スマホは熱くなりま
そもそもスマホは使っているだけでも、CPUとかの部品が発熱して熱を持ちます。

特に発熱が大きいのがバッテリーの充電です。
充電しながらアプリを使うことで、より一層スマホは熱くなります。

ただ、通常は外の気温が低いと、それで冷やされるので、高温にはなかなかならないです。

しかし、これが夏の炎天下になると、もうダメです。

スマホがまともに動く温度は、だいたい0度〜35度。

夏の気温は40度近く。
直射日光を浴びるとそれ以上の高温になります。

こうなるとバイクに乗せて、風を受けても、35度以下には下がりません。
ドライヤーで熱風をふきつけているようなもので、熱くなるだけです。

そのため、スマホを正常に保つためには、「直射日光を避け」て「スマホを冷やす」ことが必要になります。

スマホ冷却装置の作り方

スマホ冷却装置
スマホの冷却装置は、「日よけカバー」と「水冷シート」のセットになっています。

それぞれの作り方は以下の通りです。

日よけカバー

直射日光を遮り、スマホが熱くなるのを防ぐ「日よけカバー」です。
日よけカバー完成品

使ったのはダイソーで売っている
「PPファイルボックス」
PPファイルボックス

素材はポリプロピレンで、
厚みと大きさ、加工のしやすさがちょうどよいです。

黒色も考えましたが、日よけ自体も熱くなりそうだったので、白色にしています。

これをスマホを囲う箱状に切り抜いて、組み立てます。

サイズは、お持ちのスマホや、スマホホルダーに合わせてアレンジしてください。
最初に方眼の厚紙で設計図を書いてから作ると良いです。

ちなみに、私の設計図です。
スマホ日よけカバー設計図
破線の1マスが5mm角、太線の1マスが1cm角です。

ひさしの高さは、スマホの幅と同じぐらいにしています。

ちなみに、自分のナビ用スマホはiPhone7で幅が約7cmなので、ひさしの高さも7cmにしています。
これぐらいあると、画面全体に影を作ってくれます。

なお、背面は次に説明する「水冷シート」をに風を当てて乾かすために、スマホの高さの半分ほどにしています。
下半分は露出させて、風に当たるようにしています。

折り曲げる箇所は、千枚通しなど先の尖ったもので、山折りの部分を削ると、きれいに曲げられます。
角の内側、切り込み線の端(赤丸部分)は、丸く小さな穴にしておくと、破れにくくなります。
山折り部分は削る
山折り部分を削る

組み立てるとこんな感じです。

水冷シート

直射日光を避けても、気温が高いとスマホが冷やされないので、気化熱を使って冷やすことにします。

気化熱とは簡単に言うと、
水が蒸発するときに、周りの熱を奪ってくれる現象のことです。
汗をかいた後、体が冷えたり
打ち水をしたら道路が冷える、あれです。
気化熱

そこで、使ったのが、100円ショップで売っている「クールタオル」です。
このタオルは水を含んで保持しながら、水が蒸発するときに周りの熱を奪うスグレモノ。

これをスマホサイズに切って、3~4つ折りにします。
周りを縫って1枚のシートにすると使いやすいです。
スマホ冷却シート

この冷却シートは最初「洗車用ふきあげクロス」を使っていました。
それも水を保持して冷やす効果はあるのですが、クールタオルのほうが蒸発するスピードが早いので、より一層冷やす効果が高くなります。

スマホ冷却装置の使い方

スマホ冷却装置の使い方は簡単です。

① 冷却シートに水を含ませる

冷却シートに水を含ませます。
1回湿らせれば、1~2時間ぐらいは持ちます。
道の駅などの休憩ごとに水を含ませたり、ボトルの水を補充したりすると冷やし続けられます。

※写真の冷却シートは、最初に作ったときの「洗車用ふきあげクロス」のものです。

② 日よけカバーに水冷シートを重ねる

③ 水冷シートの上にスマホを重ねる

④ スマホホルダーに取り付ける

スマホとスマホホルダーで「水冷シート」と「日よけカバー」を挟み込むように取り付けます。

スマホ冷却装置の効果

このスマホ冷却装置の「日よけカバー」によって直射日光によるスマホの加熱が防げ、「冷却シート」の水が蒸発しながらスマホの熱も奪って冷却してくれます。

バイクで走ることで蒸発が促進されて、冷やす効果も高まります。

このスマホ冷却装置を使うようになって、スマホに不具合が出なくなりました。
真夏でも安心してツーリングに出かけられます。

あと、夏のスマホを使うときに気をつけたいのが、「充電しながら使わない」ということ。

充電すると熱を持つので、休憩中に充電するか、走行中も短時間の充電にしましょう。

みなさんがお使いのスマホや、ホルダーによってアレンジする必要はありますが、このアイデアが、皆さんのお役に立てば幸いです。

HONDA Rebel 250 S
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