モトブロブ用のマイクとして、ヘルメットに仕込んでいる人も多いミニマイク。
BUFFALO / バッファロー マイクロフォン ミニクリップ (BSHSM03BK)
集音範囲が広くないので、それが効して、しゃべる声のみが録れて、風切り音や周囲の雑音を拾わない優れもの。
ただ難点はコードの長さ。
1.8mもある。
ヘルメットに仕込むなら10数センチもあれば足りる。
そこでコードを短く加工した。
コードを短くする方法は2種類
バッファローのミニマイクはモノラル音声。
被膜の中には音声を伝える「+コード」とアースの「-コード」の2本だけが通っている。
そのため、バッファローのミニマイクを短くするには2つの方法がある。
- コードの中央を切り取って、コード同士を繋ぎ直す方法
- マイク側のコードを切り取って、マイクにコードを繋ぎ直す方法
①のコード同士を繋ぎ直す方法は簡単で、失敗するリスクも少ない。
②はマイクの小さな端子にハンダ付けする必要があり、難易度は少し上がる。
① コードの中央を切り取って、コード同士を繋ぎ直す方法
作業内容は3ステップ。
- 希望の長さになるように真ん中のコードを切除
- 同じ色のコードを繋いでハンダ付け
- コードの銅線が接触しないように処理して、熱収縮チューブなどで接続部分を覆う
この方法の欠点は、繋ぎ直した部分が太く固くなり、取り回しにくくなる。
また、見た目にもスマートではない。
② マイク側のコードを切り取って、マイクにコードを繋ぎ直す方法
今回はこの方法でコードを短くした。
見た目もスマートで、取り回しも容易なコードが作れる。
1:マイクのフタを外す
マイクのフタは接着剤で軽く付いている。
フタの隙間にカッターナイフの刃を当てて、軽くこすると簡単にフタが外れる。
切断するほどの力は加えなくて良い。
2:カバーからマイクを押し出す
マイク側の根本でコードを切断。
爪楊枝のお尻などを穴に差し込んで、マイクを押し出す。
マイクの「+」には白コード、「-」には黒コードが付いている。
3:マイクからコードを外す
ハンダゴテを使い、マイクに付いているコードを外す。
マイクをクランプや洗濯ばさみにはさんで作業するとやりやすい。
4:プラグ側のコードを切断
プラグ側のコードを希望の長さに切断。
ただし、コードの先端の被膜をむいたり、コードを結んだり、失敗したりするので、5~10cmほど長めにしたほうが良い。
コードを切ったら、プラグ側のコードにマイクのカバーを通す。
これを忘れると、カバーが付けられなくなるので注意!
5:マイクにコードをハンダ付け
コードの先端の皮膜をむき、マイクにハンダ付けする。
最初から付いているハンダを再利用できることもあるが、ハンダの量が少ないときは継ぎ足して付ける。
6:マイクをカバーに収める
マイクの根本のコードを軽く結ぶ。
これはコードを引っ張った時にハンダ付け部分が切れないようにするため。
マイクをカバーに収納して、フタをハメる。
マイクをカメラに繋げ、音声が入っていれば完成だ。
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