バイクの警告シールを簡単・綺麗にはがす方法 / ホンダ レブル250

お手軽だけど、格好良さが増すカスタム。

バイクのタンクに貼ってある「警告シール」を除去した。

バイクの警告シールとは

新車のバイクにはもれなく貼られている警告シール。

内容は「ヘルメットは正しくかぶりましょう。マフラーは熱くなります。不正改造はやめましょう。」など、ライダーには常識の内容ばかり。
正直、毎回確認する必要もない事項が記載されている。

しかも、警告だけあってオレンジのエマージェンシーカラーがあり、シール自体も白くて目立つ。

ブラックのタンクではとにかく悪目立ちして邪魔だ。

警告シールをはがすことは違法ではないし、リセールするときに旧車と違って買取価格がさがることもない。

警告シールは簡単に綺麗にはがせる

警告シールは強力に接着されているため、はがしづらく、糊が汚く残りがち。

しかし、簡単で綺麗にはがせる方法がある。

用意するものは2つ

警告シールはがしに必要なものは2つ。

  • 温めるもの
  • シールのりの除去剤

温める道具

シールの糊を柔らかくして、はがしやすくするために温める道具が必要。

おすすめは「ヒートガン」。
300度~600度の温風がすぐに出せるドライヤーの強力版。
値段は2千円前後で販売されている。

家に手軽にあるもので代用するなら「ヘアドライヤー」。
ヒートガンほどすぐに熱せられないが、糊を柔らかくすることはできる。

ただ、バイクの近くに電源コンセントが無い! という時は「熱湯」が使える。
ジップロックなどの耐熱性のある袋に熱湯を入れて、それを使うのだ。
※ 滑り止めのついた軍手を使うなどして、やけどには注意!

シールのりの除去剤

残ったシールは簡単には取れない。

そこでおすすめなのが「シリコンオフ」。
シリコンオフとは有機溶剤の一種で、油分や汚れ、ワックスを簡単に取り除いてくれる液体。
バイクの汚れとりや接着前の脱脂に多用するので、1つは持っていて損はない。
私が使っているのは「SOFT99のシリコンオフ チビ缶」。
300mlと容量は少ないが、結構長く使える。

あとは、100均で売っている「シールはがし」や「台所用の中性洗剤」も使える。

警告シールのはがし方

道具が準備できたら、早速はがそう。

シールの糊は温めることではがれやすくなるので、冬よりも暑い夏の日中がおすすめ。

① シールを熱して、はがす

ヒートガン、もしくはヘアドライヤーでシールに温風を当てて熱する。

タンクを熱すると中のガソリンが気化しやすくなるので、ガソリンは満タンよりも少な目のときが安全。
爆発炎上することはないと思うけど、念の為。

熱湯を使う場合は、熱湯を入れた袋をシールの上において、数分放置する。

シールが熱くなってきたらハシからゆっくりとはがしていく。

糊は残るが、簡単にはがせるはずだ。

② 糊を除去する

残った糊に、シリコンオフやシールはがし液を付けて、キッチンペーパーなどで拭き取る。
驚くほどスルリと糊が除去される。

台所用中性洗剤を使う場合は、糊の上に洗剤を塗って、上からラップでパックし10分ほど放置。
すると中性洗剤が糊に浸透してはがしやすくなる。

すべすべで真っ黒なレブル250のタンク

糊を除去して、軽くタンクを拭けば、黒光りするタンクの完成。

警告シールがなくなったことで、一層タンクの黒さが際立ち、格好良さが増す。
乗車時のテンションも上がること間違いなし。

ぜひともやってほしいカスタムだ。

5.0
HONDA Rebel 250 S
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