お手軽だけど、格好良さが増すカスタム。
バイクのタンクに貼ってある「警告シール」を除去した。
バイクの警告シールとは
新車のバイクにはもれなく貼られている警告シール。
内容は「ヘルメットは正しくかぶりましょう。マフラーは熱くなります。不正改造はやめましょう。」など、ライダーには常識の内容ばかり。
正直、毎回確認する必要もない事項が記載されている。
しかも、警告だけあってオレンジのエマージェンシーカラーがあり、シール自体も白くて目立つ。
ブラックのタンクではとにかく悪目立ちして邪魔だ。
警告シールをはがすことは違法ではないし、リセールするときに旧車と違って買取価格がさがることもない。
警告シールは簡単に綺麗にはがせる
警告シールは強力に接着されているため、はがしづらく、糊が汚く残りがち。
しかし、簡単で綺麗にはがせる方法がある。
用意するものは2つ
警告シールはがしに必要なものは2つ。
- 温めるもの
- シールのりの除去剤
温める道具
シールの糊を柔らかくして、はがしやすくするために温める道具が必要。
おすすめは「ヒートガン」。
300度~600度の温風がすぐに出せるドライヤーの強力版。
値段は2千円前後で販売されている。
家に手軽にあるもので代用するなら「ヘアドライヤー」。
ヒートガンほどすぐに熱せられないが、糊を柔らかくすることはできる。
ただ、バイクの近くに電源コンセントが無い! という時は「熱湯」が使える。
ジップロックなどの耐熱性のある袋に熱湯を入れて、それを使うのだ。
※ 滑り止めのついた軍手を使うなどして、やけどには注意!
シールのりの除去剤
残ったシールは簡単には取れない。
そこでおすすめなのが「シリコンオフ」。
シリコンオフとは有機溶剤の一種で、油分や汚れ、ワックスを簡単に取り除いてくれる液体。
バイクの汚れとりや接着前の脱脂に多用するので、1つは持っていて損はない。
私が使っているのは「SOFT99のシリコンオフ チビ缶」。
300mlと容量は少ないが、結構長く使える。
あとは、100均で売っている「シールはがし」や「台所用の中性洗剤」も使える。
警告シールのはがし方
道具が準備できたら、早速はがそう。
シールの糊は温めることではがれやすくなるので、冬よりも暑い夏の日中がおすすめ。
① シールを熱して、はがす
ヒートガン、もしくはヘアドライヤーでシールに温風を当てて熱する。
熱湯を使う場合は、熱湯を入れた袋をシールの上において、数分放置する。
シールが熱くなってきたらハシからゆっくりとはがしていく。
糊は残るが、簡単にはがせるはずだ。
② 糊を除去する
残った糊に、シリコンオフやシールはがし液を付けて、キッチンペーパーなどで拭き取る。
驚くほどスルリと糊が除去される。
台所用中性洗剤を使う場合は、糊の上に洗剤を塗って、上からラップでパックし10分ほど放置。
すると中性洗剤が糊に浸透してはがしやすくなる。
すべすべで真っ黒なレブル250のタンク
糊を除去して、軽くタンクを拭けば、黒光りするタンクの完成。
警告シールがなくなったことで、一層タンクの黒さが際立ち、格好良さが増す。
乗車時のテンションも上がること間違いなし。
ぜひともやってほしいカスタムだ。
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