映画:キング・アーサー

キング・アーサー

KING ARTHUR
映画「キング・アーサー」

アーサー王伝説をもとにした映画ですが、
ヒロイック・ファンタジーではないです。
アーサーを一人の人間として描いた作品。
ある意味、人間ドラマかも。

創り込まれた世界観が美しく、重厚な雰囲気がして、
観ている間はそれなりに楽しめます。

また、一対一の戦うシーンも、ひじょうに華麗で格好良い。
日本の殺陣を感じさせるほど。
それもそのはず、監督のアントワーン・フークアは、
黒澤明監督の「七人の侍」が大好きとのこと。

でも、
観終わった後に残るものが少ないんです……。

重厚な大作っぽいんだけど、なんだか薄っぺら。

薄っぺらポイント その1
ストーリーは、盛り上がりに欠けたまま、何となく終了。
たいした困難も、絶体絶命の危機もありません。

薄っぺらポイント その2
キャラクターの描き方が弱すぎる。
これが特に致命的。

アーサーにはカリスマ性が感じられず、頼りなげなおっちゃん。
ランスロットは、最強の片鱗も見せずに……。
円卓の騎士なんて、最後まで「おまえ誰?」ってやつもいました。

人間が描けてないから、
アーサーとグイナヴィアが恋に落ちる過程なんかも、
拍子抜けするほどあっさり。
お互いどこに惹かれたんでしょう?

期待が強かっただけに、残念度高し・・・


評価:★★★

【評価表】
★:ダメじゃん
★★:TVで十分
★★★:ビデオで借りましょう
★★★★:映画の日に観たい
★★★★★:劇場で観る価値アリ!

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